2014年9月24日水曜日

日本麻酔科学会 中国・四国支部第51回学術集会

初投稿となります。救急部の本多です。
去る9月13日、山口県は下関市で麻酔学会の中四国地方会が行われました。
救急部の泉先生と参加してまいりました。
発表に関しては二人でスライドを作成し、発表は泉先生が担当しました。

演題は
「脳内出血の既往を持つもやもや病患者の自己弁温存大動脈基部置換術の麻酔経験」 
でした。

会場入り口での一枚。 
僕は写真係ですので写っていませんよ。

下っぱ若手二人で挑む学会発表はまるで関門海峡のよう。

(関門海峡は一日に約700隻の船が行き交い、
一日に4度潮の流れが変わる海上交通の難所です。
写真は海峡の最狭部にかかる関門橋)

さて、発表の方は朝一番のセッションにもかかわらず部屋は結構聴衆で埋まっているという状態。
発表する泉先生は堂々としていましたが、僕のほうは開始10分前からすでに緊張でいっぱいいっぱいになっていました。 しかし、共同演者としてみっともない姿は見せられない!!
泉先生が質問に対する返答に窮したら、すぐに助け舟が出せるようにマイクのそばに陣取りました。 
 
 しかしながら結果として無用な心配でした。会場からの鋭い質問にも余裕で返す泉先生。
そのさまは、まるで宮本武蔵のようでした。 

(かの有名な宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘は
関門海峡の西に位置する巌流島で行われました。
写真中央の島が巌流島)

無事発表を終え、また他の発表を聞き、大変勉強になった学会でした。
直前までスライドの添削をしていただいた、西山先生、村上先生ありがとうございました。
そして泉先生、発表お疲れ様でした。

次は10月末、救急医学会の発表が控えていますが、
全力でぶつかっていきたいと思います。