2015年5月18日月曜日

第31回日本救急医学会中国四国地方会

みなさんこんにちは。
救急部の原です。

5月15、16日に徳島大学にて第31回日本救急医学会中国四国地方会が開催されました。

今学会の座長は、日頃から当院救急部も大変お世話になっている徳島大学ER災害診療部の今中秀光教授であり、当救急部からも4題の発表をしてきました。
また西山部長は名古屋大学松田教授のランチョンセミナー「救急領域における呼吸循環管理のコツとポイント」の座長、山崎副部長は「中毒・熱傷・透析」部門の座長を務められました。

一般演題の発表は、以下の4題でした。
森・・・・「高Cl血症により診断されたブロムワレリル尿素中毒の1症例」
本多・・「命綱による腹部絞扼で脊髄梗塞をきたした1例」
泉・・・・「腹部大動脈瘤が消化管へ穿通した2症例」
原・・・・「半年間に2回の特発性大腸穿孔をきたした1例」

地方会であったため和やかな雰囲気の中にも活発な意見交換がなされました。
ある座長の先生もおっしゃられていましたが、救急医学会ということでまれな症例報告が多く、発表だけでなく論文化することが今後の課題だと思われます。
今回発表した若い先生方、頑張って論文を書いてください。
最初は大変ですが、一度書け上げれば自信と成長につながります。

6名も学会に参加したため、残って病院の業務をしてくださった先生方には深謝申し上げます。
ありがとうございました。

今後も救急・集中治療・麻酔・災害医療の分野で発信を続けていきたいと思っています。

トップバッターは森先生。落ち着いて発表していました。
山崎副部長による一般演題の座長
泉先生の発表。心配そうに西山先生が見守っています。
本多先生の発表。

西山部長によるランチョンセミナーの座長