2013年12月15日日曜日

日赤スポーツ四国大会

みなさん、こんばんは。
救急部の原です。久しぶりの投稿です。

すみません、今回は仕事とは関係ないのですが、日赤病院の部活動について報告させていただきます。
12月14日に高知市の春野運動総合公園で、日赤スポーツ四国大会が行われました。
この大会は1年に1回行われる四国四県の日赤病院対抗のスポーツ大会で、種目は軟式野球、バレーボール、バスケットボール、フットサル、硬式テニスの5種目があります。
それぞれ優勝したチームは、全国大会に出場することができます。

わが高知日赤救急部からは、硬式テニス部に所属している原と藤本がレギュラーとして試合に出場しました。

いずれも本当に僅差の白熱した試合がつづき、高松日赤と松山日赤には勝利しましたが、優勝した徳島日赤に敗れ、準優勝でした。
昨年が4位でしたので、この1年間真剣にテニスに打ち込んできた成果が少しは出せたかなと思っています。

そしてテニス部全員が一致団結して試合と応援に集中し、さらに団結力が高まるとともに来年の新たな目標ができ、早くも来年への決意を新たにしているところです。

テニスに熱い私たちのために、勤務調整をしていただいたり、ときには早く帰って練習に行かせていただいたり、救急部のみなさまの協力がなければ得られなかった結果だと思っています。

本当にありがとうございました。
もちろんこれからも救急部の仕事も頑張りますのでよろしくお願いいたします(*^_^*)

結果は準優勝でした(*^_^*)




高知日赤硬式テニス部のメンバーです(*^_^*)
 

2013年12月11日水曜日

エコーハンズオンセミナー開催


去る127日、旭川医科大学救急部救命救急センターの鈴木先生をお招きして、「新世代の救急医は超音波をこう使う」と題したエコーのワークショップを開催しました。

 
鈴木先生は、大変御高名で学会の口演は常に満席になるほど人気の先生なのですが、今回はこのワークショップのためにわざわざ旭川からおいでくださいました(学生時代から高知県は憧れの地だったそうです)。

 
前日には、院内で御講演をしていただき、その後引き続き懇親会にて大変興味深いお話をいろいろ聞かせていただきました。


写真中央が鈴木先生です! 


 翌日は、朝から少人数でのワークショップを行いました。

エコーは低侵襲の検査でありながら、診断のために要する技術が非常に難しく、苦手とする医師も多い領域です。

モデルになってくれた研修医の青山先生、水田先生本当にありがとう!!


誰にでも簡単にわかりやすく」という先生の方針のもと短時間で濃縮したエコーのエッセンスを御教授いただきました。
 
心臓や血管のエコーに加え、普段描出を行わない気道のエコーや胃のエコーなど目から鱗の講義が満載で大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

この場をお借りして救急部一同御礼を申し上げます。

鈴木先生、本当にありがとうございました。
 
今回のセミナーを日々の臨牀に活かしてこれからも研鑚を積んでいく所存です。  

また高知にいらしてくださいね!1
 





2013年10月24日木曜日

第41回日本救急医学会総会学術集会


こんにちは、救急部の原です。
久しぶりの投稿です。

10月21日~23日まで東京国際フォーラムで日本救急医学会総会が開催され、西山、島津、廣田、安岡、原の5人で参加してきたので報告します。

当院救急部からは合計5題の演題発表をしてきました。
救急分野では日本で最大の学会であり、会場も参加人数も大変大きいものでした。

安岡先生の発表も立派なもので、御高名な先生方のツッコミにも堂々と回答していました。
当院救急部のように、救急、集中治療、麻酔をすべてカバーしている救急科は少ないようですね。

今学会では、若手白熱セミナーというセッションがあり、基本的な内容なのですが重要でかつわかりやすい講義が多数あり、私自身も非常に勉強になりました。

今回は今後救急に進路を考えている当院初期研修医の樋口先生も学会に参加とのことで、夜は西山センター長のおすすめで、みんなで東京駅の新丸ビルのダイニングでおいしいワインをいただきました。(もちろん西山センター長はノンアルコールです!)

また私事ですが、以前勤務していた徳島大学病院や横浜労災病院の上司や同僚と再会でき、いろんな話を聞けてたくさん刺激をもらいました。
こういうことも全国学会の魅力だと思います。

このたびは忙しい日常業務の中、学会に参加させていただき、病院に残って業務を頑張ってくれた先生方に大変感謝しています。
ありがとうございました。

東京国際フォーラムで


安岡先生の発表。左は座長の勝見先生。


新丸ビルのダイニングでワイン♪


東京駅の駅舎に下でピース


2013年9月29日日曜日

日本心臓血管麻酔学会第18回学術大会

こんにちは、救急部 藤本です。
またまた学会に参加させてもらいましたのでご報告いたします。


この度、日本心臓血管麻酔学会第18回学術大会が、福岡の小倉で開催されました。
心臓血管外科手術症例数は、その他の手術症例以上に施設によって差があり、全国のレベルの高さを見せつけられました。近年注目を浴びてきた経食道心エコーや、今後の期待の高まるTAVI等に特に関心が寄せられていました。
学会では、全国にいる同期達と再会し情報交換し合うことで、刺激をもらいました。高知に帰って、さらに知識を増やして日常診療に役立てていきたいと思います。




 
 

           高知大学麻酔科の田村貴彦先生と楽しく勉強してきました。


 

高知県MCLS研修会

高知赤十字病院の西山謹吾です。
MCLS研修会を高知医療センターで9/29行いました。
消防、病院関係者、行政など30名の受講者で活発な討論が行われました。
当院からは2名がインストとして、また災害WGの6名が受講生として参加しました。
講師は東京医科歯科の大友先生、鳥取大の本間先生、神戸大の西山先生、県立広島病院の山野上先生、坂出回生の関先生をはじめとして総勢39名で行いました。
参加者には消防と医療機関との連携の大切さがわかるコースとなりました。
またこのコースは高知県主催であり、行政のバックアップあってこその医療連携が高知県の特徴です。
みんな熱心に討議、片岡さんカメラ目線

今回高知赤十字病院から参加したインストと受講生です。
左から片岡、中野、栗下、山崎、西山、塩田、藤戸、山崎
藤戸君でかすぎ!

本間先生のつっこみあり、楽しく討論中!

南極観測船しらせ高知港入港

みなさん こんにちは 救急部 西山謹吾です。
9/27に南極観測船しらせ が高知港に入港しました。
一般公開に先立ち、医療機関に対し艦内の見学会があり私と看護師尾谷さん、住吉さんと3人でみてきました。

船内には手術室が2室、歯科治療室が1室あります。応急手当などが対象で医師1名、歯科医師1名が乗船しています。高知県では南海トラフ巨大地震に向けて災害医療対策を練っているところですが、陸路が遮断される可能性が高く、病院船の有効活用を模索しているところです。新たな病院船を作るとなると多額の費用がかかりますが、今ある船を使用して災害時に利用していく方策もあると思います。海上自衛官のかたも、しらせは11月から4月までは南極に行っており、災害対応できませんが、それ以外なら少しでも役に立ちたいという気持ちは持っていると言うことを熱弁されていました。船内の写真は公開できませんが、大変力強く思った次第です。


南極観測船は海上自衛隊なんですね

甲板は広いです。大型ヘリ25人用を2機持っています

今回見学に行った左から住吉、西山、尾谷

2013年9月20日金曜日

研修医歓送迎会


こんにちは、救急部の原です。

現在、高知大学の青山先生、鳥取赤十字病院の岸野先生の2人の初期研修医の先生が当院の救急部に研修に来ています。
9月18日に新阪急ホテルのレストランで青山先生の送別会、岸野先生の歓迎会を行いました。
(西山センター長が諸事情により出席できなかったのが残念です。)

青山先生はみなさんご存じの通りサラブレッドで、父親ゆずりのダンディな声を持ったナイスガイです。将来有望な整形外科医として今後の活躍が期待されます。救急も一生懸命頑張ってくれて他の研修医たちを引っ張っていってくれました。
2か月間本当にありがとう。また日赤に遊びに来てください。

岸野先生は鳥取赤十字病院で初期研修をしていますが、当院で2か月間救急の研修をするために高知に来ています。当院の研修医たちともすっかり打ち解け、日々救急患者の対応に頑張ってくれています。
まだ高知に来てから3週間ですが、休日にはいろんなところに出かけてもっと高知県のいいところを知ってほしいと思います。

2人とも本当に素晴らしい研修医です。こらからも頑張ってください(*^_^*)


青山先生(後列中央)と岸野先生(前列左から2人目)

2013年9月8日日曜日

第1回高知県災害医療コーディネーター研修


みなさん、こんにちは。
救急部の原です。

9月7、8日の2日間、高知市の職員能力開発センターにおいて、第1回高知県災害医療コーディネーター研修が開催されました。

この研修は、災害時における医療全般をコーディネートする医師を養成する研修会であり、高知県内の災害を専門とする医師、災害拠点病院の先生方、医師会の先生方が受講生として参加しました。

高知赤十字病院からは、西山センター長、山崎副センター長、原の3名が参加してきました。
また国立高知病院の太田宗幸先生や、幡多けんみん病院の片岡由紀子先生など、日赤救急部OBの先生方も参加されました。

講師の先生方も超豪華メンバーであり、山形県立中央病院の森野先生、東北大学の石井先生、山内先生、DMAT事務局の近藤先生、小早川先生、武蔵野赤十字病院の勝見先生、長岡赤十字病院の内藤先生、熊本赤十字病院の井先生、前橋赤十字病院の中村先生など、現在の日本の災害医療におけるスペシャリストの先生方が高知県に来高してくださいました。

研修の内容は座学ではなく演習中心で非常に充実しており、災害時の医療マネジメントの難しさと重要性を勉強することができました。
またやはり災害時の情報収集というのは永遠のテーマだなと再認識いたしました。

今回の講習で学んだことを、実際の災害時に少しでも生かせるように今後も頑張っていきたいと思います。

2日間、3名も抜けて病院勤務を頑張ってくれた救急部の先生方にも感謝いたします。
ありがとうございました。






受講生の先生方も楽しく学んでおられました
 
避難所における掲示板です




私が実習中に書きつづけたクロノロです(^^ゞ


近森病院の井原先生


森野先生(左から2人目)、近藤先生(右から2人目)と



2013年8月26日月曜日

JPTEC開催しました

皆さんこんにちは 救急部 西山謹吾です。
2013.8.25 第10回高知外傷セミナーin高知赤十字病院を開催しました。
インストには 岡山・愛媛県からも救命士さんがきてくれて、熱のこもった指導をしていただきました。受講生は当院医師9名、看護師6名と高知赤十字病院以外からも3名の方が受講され活気にあふれたコースになりました。
研修医の方々には、救急隊の活動が臨場感をもって再現され大変勉強になったと思います。
これからも病院コース開催していきますので ヨロシク!
 ボードに載っているのは前田先生です。「不安です!この人たち信用できますか?」
 傷病者は救急外来看護師野口君。富永先生「この足はどうしたらいいのかな?」
「めがねが ずれちゃって」傷病者役の西川先生
真剣な表情の 富永先生と 救急部のホープ本多先生は頭部保持です。
「これ以上倒されると私も倒れちゃう」と必死に頭部保持している 辻先生
「それ、背面観察だ!」と意気込む樋口先生(顔が写っていなくてゴメン)

「おいおい、そんな頭部保持でいいんかい?」あぐらを組んでの頭部保持は濱本先生、診察は当院救急外来看護師の千寿大先輩
 目つきが鋭い水田先生。マスクをするのがインスト救急部原先生です。手は湿ってないかい?と青山先生が真剣に診察中
正座でちょこんと頭部保持している冨永先生と 診察は本多先生「腹に打撲痕があるが痛みはなさそうだが・・・」

2013年8月5日月曜日

人工呼吸器セミナーin高知


こんにちは。救急部の原です。

8月3日(土)に高知新聞文化ホールにおいて、人工呼吸器セミナーin高知が開催されました。
当日は真夏の暑い日差しの中、高知県内から医師、看護師、臨床工学士、理学療法士など約200名もの参加者がいて、みなさんの人工呼吸に対する熱意を感じました。

当院救命救急センターの西山センター長による、「救急外来におけるNPPV」という題目の講演もありました。
非常にわかりやすいスライドと語り口調で、参加者の視線をくぎづけにしていました。
講演の内容も臨床に則しており、参加者のみなさんも興味があったのではないかと思います。

その他にも、高知大学の山下先生の呼吸生理、長野先生による人工呼吸器モードの講演や、岡山赤十字病院の時岡先生による人工呼吸器のウイーニングの講演など、私自身にも非常に勉強となる内容でした。

今後もどんどんこのような機会があれば積極的に参加したいと思います。

西山先生、お疲れさまでした。




西山先生による講演



救急部の話もしてくれました



最後は時岡先生のご講演でした


2013年7月24日水曜日

99(キューキュー)な人達:研修医小松先生の場合


今回は濱本先生と一緒に4月から救急部を研修している小松先生です。

先生はなんといっても・・若い!!
なんと平成生まれの研修医です(嗚呼・・昭和は遠くなりにけり・・)

 
そんな小松先生に感想を伺いました。


 
Q:研修に来られるまでの経緯を教えてください。

 
私は2年間の初期研修のうち、最初の1年間を高知赤十字病院で勉強させてもらっています。採用が決まってからは、楽しみでもありましたが不安の方が大きかったです。

なぜなら、4月からいきなり救急部での研修で、4ヶ月間もあったからです。県内の研修医でも、1番最初に救急部から始まるのは私と濱本先生だけだったので(もし他にもいたらごめんなさい)不安と緊張でいっぱいでした。

 

Q:実際に研修が始まってからは大変な御苦労が続いたと聞きましたが・・?

 

最初は分からないことだらけで、2年目の研修医の先生にくっついて診察の方法から事務仕事まで、覚えるのに必死でした。

最初のうちは採血も失敗してしまうことが多くて、一緒に研修をしている濱本先生と励ましあったものでした。

失敗ばかりの私たちにも、西山先生をはじめとする上級医の先生方は優しく丁寧に指導してくださり、救急車が来ていない合間をぬって講義もしてくださいました。

最初に救急部から始まることはとても不安でしたが、今は救急部が最初で良かったと思っています。

救急部は、実際に動いて手技を覚えて、鑑別診断を上級医の先生と一緒に考えることができるからです。限られた時間の中で重要なポイントを見逃さず、患者さんの話をよく聞くことも大切だと実感しました。

 

 

Q:最後に、自分が成長したな、と思う点や今後の抱負があればその思いをぶつけてください。

 
救急外来だけではなく、毎日ICUカンファレンスに参加し、集中治療での全身管理についても、少しですが学ぶこともできました。

もうすぐ4カ月が終わってしまいますが、寂しい気持ちともっと積極的に手技をさせてもらえばよかったなと後悔する気持ちがあります。


この後は内科研修が続きますが、救急部で学んだことを忘れないように知識と技術を積み重ねていけるように頑張っていきたいと思っています。
 

 

研修が始まってばかりの心細い環境の中、臨床からICLSまでよく頑張ってくれました。

こちらこそ内科に行ってもよろしく御願いいたします。