2013年9月29日日曜日

日本心臓血管麻酔学会第18回学術大会

こんにちは、救急部 藤本です。
またまた学会に参加させてもらいましたのでご報告いたします。


この度、日本心臓血管麻酔学会第18回学術大会が、福岡の小倉で開催されました。
心臓血管外科手術症例数は、その他の手術症例以上に施設によって差があり、全国のレベルの高さを見せつけられました。近年注目を浴びてきた経食道心エコーや、今後の期待の高まるTAVI等に特に関心が寄せられていました。
学会では、全国にいる同期達と再会し情報交換し合うことで、刺激をもらいました。高知に帰って、さらに知識を増やして日常診療に役立てていきたいと思います。




 
 

           高知大学麻酔科の田村貴彦先生と楽しく勉強してきました。


 

高知県MCLS研修会

高知赤十字病院の西山謹吾です。
MCLS研修会を高知医療センターで9/29行いました。
消防、病院関係者、行政など30名の受講者で活発な討論が行われました。
当院からは2名がインストとして、また災害WGの6名が受講生として参加しました。
講師は東京医科歯科の大友先生、鳥取大の本間先生、神戸大の西山先生、県立広島病院の山野上先生、坂出回生の関先生をはじめとして総勢39名で行いました。
参加者には消防と医療機関との連携の大切さがわかるコースとなりました。
またこのコースは高知県主催であり、行政のバックアップあってこその医療連携が高知県の特徴です。
みんな熱心に討議、片岡さんカメラ目線

今回高知赤十字病院から参加したインストと受講生です。
左から片岡、中野、栗下、山崎、西山、塩田、藤戸、山崎
藤戸君でかすぎ!

本間先生のつっこみあり、楽しく討論中!

南極観測船しらせ高知港入港

みなさん こんにちは 救急部 西山謹吾です。
9/27に南極観測船しらせ が高知港に入港しました。
一般公開に先立ち、医療機関に対し艦内の見学会があり私と看護師尾谷さん、住吉さんと3人でみてきました。

船内には手術室が2室、歯科治療室が1室あります。応急手当などが対象で医師1名、歯科医師1名が乗船しています。高知県では南海トラフ巨大地震に向けて災害医療対策を練っているところですが、陸路が遮断される可能性が高く、病院船の有効活用を模索しているところです。新たな病院船を作るとなると多額の費用がかかりますが、今ある船を使用して災害時に利用していく方策もあると思います。海上自衛官のかたも、しらせは11月から4月までは南極に行っており、災害対応できませんが、それ以外なら少しでも役に立ちたいという気持ちは持っていると言うことを熱弁されていました。船内の写真は公開できませんが、大変力強く思った次第です。


南極観測船は海上自衛隊なんですね

甲板は広いです。大型ヘリ25人用を2機持っています

今回見学に行った左から住吉、西山、尾谷

2013年9月20日金曜日

研修医歓送迎会


こんにちは、救急部の原です。

現在、高知大学の青山先生、鳥取赤十字病院の岸野先生の2人の初期研修医の先生が当院の救急部に研修に来ています。
9月18日に新阪急ホテルのレストランで青山先生の送別会、岸野先生の歓迎会を行いました。
(西山センター長が諸事情により出席できなかったのが残念です。)

青山先生はみなさんご存じの通りサラブレッドで、父親ゆずりのダンディな声を持ったナイスガイです。将来有望な整形外科医として今後の活躍が期待されます。救急も一生懸命頑張ってくれて他の研修医たちを引っ張っていってくれました。
2か月間本当にありがとう。また日赤に遊びに来てください。

岸野先生は鳥取赤十字病院で初期研修をしていますが、当院で2か月間救急の研修をするために高知に来ています。当院の研修医たちともすっかり打ち解け、日々救急患者の対応に頑張ってくれています。
まだ高知に来てから3週間ですが、休日にはいろんなところに出かけてもっと高知県のいいところを知ってほしいと思います。

2人とも本当に素晴らしい研修医です。こらからも頑張ってください(*^_^*)


青山先生(後列中央)と岸野先生(前列左から2人目)

2013年9月8日日曜日

第1回高知県災害医療コーディネーター研修


みなさん、こんにちは。
救急部の原です。

9月7、8日の2日間、高知市の職員能力開発センターにおいて、第1回高知県災害医療コーディネーター研修が開催されました。

この研修は、災害時における医療全般をコーディネートする医師を養成する研修会であり、高知県内の災害を専門とする医師、災害拠点病院の先生方、医師会の先生方が受講生として参加しました。

高知赤十字病院からは、西山センター長、山崎副センター長、原の3名が参加してきました。
また国立高知病院の太田宗幸先生や、幡多けんみん病院の片岡由紀子先生など、日赤救急部OBの先生方も参加されました。

講師の先生方も超豪華メンバーであり、山形県立中央病院の森野先生、東北大学の石井先生、山内先生、DMAT事務局の近藤先生、小早川先生、武蔵野赤十字病院の勝見先生、長岡赤十字病院の内藤先生、熊本赤十字病院の井先生、前橋赤十字病院の中村先生など、現在の日本の災害医療におけるスペシャリストの先生方が高知県に来高してくださいました。

研修の内容は座学ではなく演習中心で非常に充実しており、災害時の医療マネジメントの難しさと重要性を勉強することができました。
またやはり災害時の情報収集というのは永遠のテーマだなと再認識いたしました。

今回の講習で学んだことを、実際の災害時に少しでも生かせるように今後も頑張っていきたいと思います。

2日間、3名も抜けて病院勤務を頑張ってくれた救急部の先生方にも感謝いたします。
ありがとうございました。






受講生の先生方も楽しく学んでおられました
 
避難所における掲示板です




私が実習中に書きつづけたクロノロです(^^ゞ


近森病院の井原先生


森野先生(左から2人目)、近藤先生(右から2人目)と