2018年6月30日土曜日

高知県総合防災訓練

 皆さんこんばんは。救急部・山本です。最近更新をさぼっておりました、失礼しました。ムシムシと暑い毎日が続いておりますね。

 先日、高知県総合防災訓練に日赤救護班として参加して参りました。今回は県西部まで出向き、国立高知病院のDMAT隊と同時に活動を行うということで、訓練させて頂きました。当日は真っ青な晴天で、汗がにじむ中、皆で必死に訓練活動を行って参りました。
 
国立高知病院のDMAT隊の方々が、講義して下さっています。START法を実施中。

緑エリアでの様子。地域住民の方々もお手伝いしてくれています。

黄エリア。当院救護班の班員が活躍しています。

赤エリアに横たわっている人形。リアルな重さ、ムラージュでした。

 今回は県西部まで出向き訓練活動を行ったわけですが、いざ災害が起こった場合、恐らくこの県西部の地域では、道が閉ざされてしまい、なかなか高知市内からの救援は滞るだろうな、と皆で話し合っておりました。となるとやはりこのような訓練は大切で、地域の方々で出来る事は行って頂き、いざ高度医療が必要な場合は広域搬送を、という考えを、より広めていかなければならないな、と感じました。


今回のトリアージ症例のまとめ。


自衛隊ヘリが救援物資を運んでいるところ。ミーハーなもんで、見惚れてしまいました。


 災害現場に出向くと、訓練と言えどやはり普段の診療とは異なるわけで、その度に自分の非力さを痛感させられます。診察力、判断力、マネージメント力を日々鍛えなければいけないなと、肝に銘じた1日でした。

国立高知病院DMAT隊と当院救護班と集合写真。お疲れ様でした。



上写真は最近のICU walkinカンファレンスの様子。皆で話し合っています、むむむ。

 筆者・山本はここ1週間ほど、体調を崩しております。恐らく、クーラーをかけっぱなしで寝てしまっているのが原因でしょう。それでも懲りず、毎日快適に冷やされた部屋で就寝しております。皆さん、季節の変わり目で体調には十分気を付けて、お過ごしください。院内でたごっている(土佐弁で咳をする、という意味です)人がいたら、皆さん優しくしてあげてください。げほげほ。
 では、次回は学会参加の報告を行おうと思います。