2017年10月31日火曜日

いってらっしゃい!村上先生&ようこそ!布村先生

おはようございます。救急部・山本です。
本日はハロウィンですね。町中では若者達がこぞってコスプレしている姿を目撃します。
もう少し自分も若ければ、、、なんてことを思いつつ、羨望の眼差しで日々過ごしています。
いつからあんな風習になったんでしょうね、僕が知らなかっただけでしょうか?
まぁそんな事は置いておいて、救急部の近況を報告します。


救急部ホープである村上先生が、10月から院外研修に行かれております。
村上先生は初期研修から当院で行っており、今や救急部だけでなく当院に欠かせない存在になっている方です。
内科的知識はもちろん、重症患者の全身管理もさらりとこなされる姿は、正に尊敬です。
我々若手の良き相談相手でもあり、困ったときにはすぐに頼りにさせてもらっておりました。
我々の小さな悩みや治療方針の迷いにも耳を傾けてくださったり、時には厳しく指導頂いたり、兄貴的存在として、相談に乗ってもらっておりました。

村上Dr壮行会にて。センター長と同じく、首からいつもストラップを下げています。

現在は、愛媛県立中央病院にて麻酔科医として勤務されております。
なかなか不慣れな環境での日々で大変かと思われますが、帰ってきた際には、是非またご指導いただければと思います。
村上先生が帰ってこられた時には「おー後輩達頑張ってるやん!」と言われる様、日々精進していきます。

去年の集中治療学会にて。写真探してたらありました。あな懐かし。

研修医上がりの彼らも、毎日頑張ってますよ~
皆で村上先生の帰りを、心からお待ちしております。


そして、10月から布村先生が救急部で研修を開始しております。
布村先生は徳島大学出身で、初期研修ローテートで当院救急部で研修をしております。
その後、徳島大学麻酔科に入局し、幅広い知識と経験を積む為、再び当院での研修を希望し、配属となりました。

お忍びで徳島まで日帰りで食事に行ったときの写真。表情硬。

彼が初期研修医の時は「元気のある活発な奴やな~」といった印象で、地元も一緒ということもあり、わいわいがやがやと時をともに過ごしておりました。
しかし今は後期研修医となり、人一倍責任感を持ち、慣れない環境の中、毎日遅くまで残って勉強している姿が印象的です。
他医師ともしっかりdisccusionし、一つ一つ丁寧に取り組んでいるその姿は、傍で見ていてこちらも感銘を受けます。

布村Dr歓迎会にて。

当面は彼がのびのびと研修を行えるよう、ストレスをいかに減らせるか、それが僕の役割でもあります笑
慣れない土地、勤務環境、業務ですから、知らず知らずのうちに体が疲れる事もあるでしょう。
マイペースにゆっくりと、今の彼のペースを見ていると、自ずと力が付いていくのではないかなと、先輩面をした山本は、偉そうにもそう思います。
やっと後輩が出来ましたので、ようやく肩の荷がおり、、、ませんよね笑
引き続き今後も増えていくであろう(!)後輩達と一緒に成長していけるよう、僕も身が引き締まる思いであります。しゅっとね。

以上、救急部近況報告でした。

2017年10月13日金曜日

第9回日本Acute Care Surgey学会学術集会

皆さん、おはようございます。
当直明けに爆睡しており、こんな時間から投稿をしています、山本です。
さて、報告が遅くなりましたが、2017年9月8日~9日に第9回日本Acute Care Surgery学会@札幌に参加して参りました。




そもそもAcute Care Surgeryとは? 初めて聞かれた方もいるかもしれません。
Acute care surgery (ACS) とは、「trauma surgery」「emergency general surgery」「surgical critical care」を一体として扱う外科領域の名称だそうで、米国から始まった考え方だそうですね~。
日本でも注目されるようになったのは、やはりPreventable trauma deathと呼ばれる防ぎえた外傷死亡を減らそう!といった考えが根付き始めた事が影響しているのでしょうか。
外科領域と言いますが、もちろん内因性疾患でも外科的介入を行って、患者の治療に当たらなければいけないtimingはありまして、手術がいいの?!それとも保存的治療でいいの!?そんな議論を行う場所でもあります。
、、、とまぁ、少し真面目に語ったところで、本題の学会報告をしていきます。

9月上旬の北海道は上着を羽織っていられる程の涼しさでした。
残暑の四国・高知で汗だくで過ごしていた日々と比べて、とても過ごしやすかったです。
学会では、外科医はもちろん、救急医、麻酔医、集中治療医、放射線科医、内科医等と、多科に渡るdiscussionがなされておりました。
充実した施設では、Hybrid ERと言いまして、初療室で手術はもちろん、CT撮影や透視下で血管内治療までも行えるんだとか、、、
まだ限られた施設での環境とは思いますが、度肝を抜かれる充実した環境に、圧倒されてしまいました。
また韓国からも医療スタッフが来日されており、海外の実情も拝聴させて頂きました。
日本で暮らす自分の設備、環境について当たり前と思っていた事が、実はとてもハイレベルであったり、まだまだ足りていなかったりと、ハッと思う事が多々あり、大変勉強になりました。




さて、日中はしっかり勉強を積みまして、夜はお待ちかねのグルメも堪能して参りました。
やはり北海道!ですからね。
上の写真は北海道ラーメン、バタバタで帰りの空港でしか食せませんでしたが、四国に戻るのを躊躇してしまう程の美味でした。まいうーですね。
下の写真は、富良野牛と呼ばれる肉を食して参りました。あまり聞いた事がありませんでしたが、こちらもまた絶品でした。
今後富良野牛が流行した際には、山本の流行の目利きを是非皆さん褒めてやってください笑



そして最後に集合写真を。初期研修医の勧誘も忘れずに、ね笑
ここに集まった3人は何と全員徳島県出身で、ローカルネタから今後の高知の医療の事等、色んな話に華が咲きました。良い時間でしたね。
その後の2次会も、暑苦しい話が続きましたとさ~。

このように、我々救急部では日常業務はもちろん、外部への学会や講習会参加等も積極的に行っております。
外でも勉強を積み、院内へ持ち帰り、日々の診療に生かしていく。
最後になりましたが、出張を快く送り出してくださった医局員、他スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
今後も日々の診療をベースに、精進して参ります。

以上、山本でした。
季節の移り目で、気温の変動が激しい日々が続いていますが、皆さん体調には気を付けてください~。