2013年7月24日水曜日

99(キューキュー)な人達:研修医小松先生の場合


今回は濱本先生と一緒に4月から救急部を研修している小松先生です。

先生はなんといっても・・若い!!
なんと平成生まれの研修医です(嗚呼・・昭和は遠くなりにけり・・)

 
そんな小松先生に感想を伺いました。


 
Q:研修に来られるまでの経緯を教えてください。

 
私は2年間の初期研修のうち、最初の1年間を高知赤十字病院で勉強させてもらっています。採用が決まってからは、楽しみでもありましたが不安の方が大きかったです。

なぜなら、4月からいきなり救急部での研修で、4ヶ月間もあったからです。県内の研修医でも、1番最初に救急部から始まるのは私と濱本先生だけだったので(もし他にもいたらごめんなさい)不安と緊張でいっぱいでした。

 

Q:実際に研修が始まってからは大変な御苦労が続いたと聞きましたが・・?

 

最初は分からないことだらけで、2年目の研修医の先生にくっついて診察の方法から事務仕事まで、覚えるのに必死でした。

最初のうちは採血も失敗してしまうことが多くて、一緒に研修をしている濱本先生と励ましあったものでした。

失敗ばかりの私たちにも、西山先生をはじめとする上級医の先生方は優しく丁寧に指導してくださり、救急車が来ていない合間をぬって講義もしてくださいました。

最初に救急部から始まることはとても不安でしたが、今は救急部が最初で良かったと思っています。

救急部は、実際に動いて手技を覚えて、鑑別診断を上級医の先生と一緒に考えることができるからです。限られた時間の中で重要なポイントを見逃さず、患者さんの話をよく聞くことも大切だと実感しました。

 

 

Q:最後に、自分が成長したな、と思う点や今後の抱負があればその思いをぶつけてください。

 
救急外来だけではなく、毎日ICUカンファレンスに参加し、集中治療での全身管理についても、少しですが学ぶこともできました。

もうすぐ4カ月が終わってしまいますが、寂しい気持ちともっと積極的に手技をさせてもらえばよかったなと後悔する気持ちがあります。


この後は内科研修が続きますが、救急部で学んだことを忘れないように知識と技術を積み重ねていけるように頑張っていきたいと思っています。
 

 

研修が始まってばかりの心細い環境の中、臨床からICLSまでよく頑張ってくれました。

こちらこそ内科に行ってもよろしく御願いいたします。

2013年7月23日火曜日

第35回日本呼吸療法医学会総会


こんにちは。救急部の原です。

7月20日、21日と東京の京王プラザホテルで日本呼吸療法医学会が開催されました。

救急部からは、私と廣田先生、藤本先生の3名が参加しました。
私は、「当院救命救急センターにおいてNPPVで管理したARDS症例の検討」という題目でポスター発表しました。
最近はネーザルハイフローの話題が多く、NPPVにはあまり人が集まらないかなと思っていましたが、発表後に5つも質問が来て活発な討論となりました。
ARDSに対するNPPVについてはまだガイドライン上の推奨度も低く、各施設とも苦労しているようでした。

夜は、統計の講習会で新宿に来ていた島津先生とも合流し、新宿高層ビルの最上階で東京の夜景を見ながら、4人で豪華にしゃぶしゃぶをいただきました。
普段忙しくてゆっくりする時間もあまりない中で、幸せなひとときを過ごすことができ、来週からの仕事のパワー充電がしっかりできました。
島津先生ありがとうございました。

当院ICUの集中治療認定看護師である小野川さんも勉強のために参加しており、また4年前まで当院ICUに在籍していた秋山さん(旧姓:真鍋さん)とも久しぶりに再会でき、昔話や現状のお互いの病院の話で盛り上がりました。

このような勉強の機会を与えてくださった西山センター長はじめ、救急部スタッフのみなさまには、本当に感謝いたします。

来年度は、当院を日本呼吸療法医学会の専門医施設に申請し、廣田先生と私で専門医試験を受験したいと思っています。

今後もレベルアップを目指してみんなで頑張っていきましょう!

次は10月の救急医学会、そして2月の集中治療医学会ですね(*^_^*)




会場はどこも満席でした


学会会場で秋山さん(左)と再会しました

みんなでしゃぶしゃぶをいただきました(*^_^*)


2013年7月21日日曜日

99(キューキュー)な人達:研修医濱本先生


いつからか世の中には「草食系男子」やら「肉食系女子」といった新ジャンルがはびこるようになりましたが,当院研修医も御多分に洩れません。

 今回紹介する濱本君は、まさしく「ザ・草食系男子!」、英訳すると「The herbivore man!」(というらしいが、なんて発音するのでしょう)

4月から研修医デビューし、当院救急部で研修しております。
今月で救急部の研修も終わりということで、感想を聞かせていただきました。


『臨牀研修3か月を終えて』
 
 臨床研修が始まってもう3ヶ月が過ぎました。研修が始まった当初は救急から研修が始まることが不安でした。最初は患者さんが来た後どこにいれば良いかすら分からず、右往左往しているだけでした。しかし今ではなんとか救急部の先生のご指導と、先に回っていた2年目の先生のアドバイスのおかげで初期の診療は動けるようになって来ました。
 
 
 今考えると最初に救急から研修を始められたのはこれからの2年の研修に大きなプラスになったと思います。様々な症状、病状の患者さんが救急外来には来るので、様々な診療科の初期診療の基本と初期診断に必要な検査の種類とその見方も学ぶことができました。また、他の科の研修中に病棟で患者さんが急変したとしても、少しは落ち着いて対応できるような気がします。
 救急の研修は残り1ヶ月を切ってしまいましたが、もう少し動脈ラインや中心静脈カテーテルといった手技も少しでも習熟して、病棟の業務についても次からまわる内科に向けて少しでも学んで行ければと思っています。
 
研修当初はカチカチの濱本先生でしたが、研修が終わるにつれてずいぶん逞しくなりました。『草食系』なんて失礼ですね。
真剣に話に聞き入る濱本先生
 

救急外来という特殊な環境での研修スタートで何かと大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。
 
救急部の後は内科で研修が続きます、これからもよろしくね。

宜しく!!

2013年7月16日火曜日

研修医のニチジョー:密室の青春篇


とある、病院内の一室で何やら悪だくみを行う黒ずくめの集団・・(ドキ)

恐る恐るその部屋に近付くと何やら中から奇声が・・(ドキドキ)

 

「大丈夫ですかっ?」

「電気を流します」

「オエッ!!」 ←何かを吐いている声

 

中をのぞいてみると何とそこでは・・(ドキドキドキ)


 

・・・研修医によるICLSのデモンストレーションの練習が行われていました。

 

 721日に第16回高知日赤ICLSが開催されます。皆様そのインストラクターなんですね。

 
勤務終了後に西山先生に熱烈指導を受けて皆頑張っております。


 
暑さに負けず、イケイケ頑張れ日赤研修医!

2013年7月15日月曜日

日本臨床救急医学会総会

ブログ初投稿の救急部 藤本です。

さて、この週末に日本臨床救急医学会総会に参加し、発表してきました。
臨床救急医学会は医師や看護師だけでなく、救急救命士らも参加しており、救急や災害医療、病院前救護についてのセッションも多い学術集会です。
私は、今回『高知県における高齢者虐待』について発表してきました。高齢者虐待はまだまだ議論されるべき点も多く、全国の先生方から質問をいただき、活発な討論となりました。
貴重な発表の機会を与えてくださり、西山先生をはじめ、救急部のスタッフのみなさんありがとうございました。

写真は、ポスター発表の座長をしてくださった鳥取大学救命救急センター長 本間正人先生と、西山部長、藤本です。


2013年7月9日火曜日

集合写真


こんにちは。

救急部、原です。

毎日暑い日が続きますね。
高知も先日梅雨が明けて、本格的な夏となりました。


さて先日、救急部メンバーで集合写真を撮りました。

勤務の都合上、全員が揃うことはなかなかないのですが、当日ER夜勤入りの藤本先生にも早朝から来てもらって全員集合となりました。
(森先生は産休中でお休みです。)

当院救急部は、西山センター長のもと、ER、ICUはもちろん、麻酔、災害医療などエキスパートをそろえて、合計11名でレベルアップのために日々頑張っています。

また女性スタッフが4名在籍しており、女性に優しい職場となっています。
来年度には当院初期研修医の泉先生が入局予定であり、女性は5名となります。

当院救急部に興味のある方は、ぜひ一度見学に来てみてください。


救命救急センター入口にて