2019年6月11日火曜日

第33回日本外傷学会総会

皆さん、こんばんは。
新病院に移転して、早くも一ヶ月が経ちましたねぇ。
綺麗に整備された環境、新しい場所など、慣れないことだらけでバタバタでしたが
ようやく普段通りの生活に戻ったような感じでしょうか。
さて今回は、先週参加しました学会について、報告します。


筆者山本と、副部長原先生とで、第33回日本外傷学会総会に参加して参りました。

恒例の、学会看板の前で撮影。

場所は青森、八戸でして、劇的救命で有名な八戸市立市民病院の今病院長が学会長をされておりました。
山本が以前研修に行っていた場所でして、救急医としてスタートを切った、思い出深い場所でもあります。
会場に向かうと、たくさんの懐かしい顔触れにお会いすることが出来、初心に戻ったような感覚でした。
一緒に切磋琢磨していた同世代のdrが、今も八戸で活躍していたり、他施設で頑張っている姿を垣間見れたり、多くの刺激を頂けました。
当の学会はと言いますと、八戸限定の鯖缶が配布されたり、地元の書道ガールズ達による習字が飾られていたり、懇親会では迫真の三味線が披露されたり、学術以外でも楽しませて頂きました。

玄関を入ると存在感のある旗、立て看板が。 迫力あります。


たくさんの方で賑わった懇親会で。大間のマグロも食させて頂きました。

 肝心の学会ですが、気になったトピックとしては、ハイブリッドERと呼ばれる、手術、カテーテル治療、CT撮影が出来る救急外来がどんどん増えてきているようですねぇ。
当院では新病院になり、救急外来にて緊急手術が行える環境が揃いました。カテーテル治療やCT精査はERでは困難ですが、数秒移動するとCT室があり、またヘリポート、手術場、カテーテル室、ICUに繋がるエレベーターが別に整備されており、重症患者の搬入が速やかに行われております。
ラピッドレスポンスカー導入も開始し、少しずつではありますが、各地域から出動要請を頂き、早期の患者接触にも取り組んでおります。
今後も、有意義な病院前での活動を行い、患者の救命に寄与出来れば、と思います。
劇的救命目指して、日々精進して参ります。

八戸の食事も大変美味でした。