2013年6月9日日曜日

JPTECプロバイダーコース

皆さんこんにちは 救急部 西山謹吾です。
H25.6.9(日)「第九回高知外傷セミナーin高知医療センター」へ行ってきました。
当院からはプレインストラクターとして田上貴智さん、川﨑宏美さんが参加。受講生では形成外科の仙崎雄一先生、研修医の泉江利子先生が参加です。高知県では今までJPTECプロバイダーコースを病院主催では、当院と近森病院でやってきました。今回初めて高知医療センターが主催され、CC,CMDは齋坂夫妻と夫婦でコーディネートされたコースです。県外からも多数のインストラクターが参加され、刺激になります。

8/25(日)には第十回を当院高知赤十字病院で行う予定です。
よろしくお願いします。


インストの採点練習風景です

泉先生は当院の研修医のユニフォームで参加
背中はインストの田上さんです

仙崎先生も頑張っています

田上さん、笑わずに説明してよ
人形にナイフ刺さってるよ

ボードに載せたら嘔吐したって
泉先生奮闘中

仙崎先生 決まってます!

プレインストの田上さん、川﨑さん
みなさん

2013年6月2日日曜日

高知県防災フェスタ2

救急部、原です。
本日は毎年恒例の高知県災害訓練でした。
西山センター長の奈半利会場とは別に、私はDMATとして室戸会場で災害訓練を行いました。

天気が心配でしたが、何とか曇り空でもってくれました。

まず午前10時50分に高知龍馬空港から陸上自衛隊のUH-1ヘリで室戸マリン球場に向かいました。
室戸会場で地元の医師会の先生方と協力して3T(トリアージ、治療、搬送)を行いました。
医師会の先生方に救護所での診察の仕方のアドバイスをさせていただきながら、ともに患者の診察にあたりました。

次にその中の赤タッグの患者1名(骨盤骨折)を、われわれDMAT隊が航空自衛隊のCH47機で、奈半利沖に停泊している海上自衛隊輸送艦「おおすみ」に搬送しました。

「おおすみ」では、すでに県立あき総合病院DMATチームがSCUを立ち上げてくれており、SCU内で全身状態を安定化させて広域搬送で送り出しました。

ここで訓練は終了しましたが、自衛隊の方が「おおすみ」の中を案内してくださり、お互いの災害への取り組み方や問題点などについて語りました。

最後に海上自衛隊のSH60Jヘリで、おおすみから高知龍馬空港に送ってくださり、訓練は終了しました。

南海トラフによる東海、東南海、南海地震はいつ起こるかわかりません。
われわれにできることはしっかり備えること。
今回、実際に自衛隊機に乗せていただき、また自衛隊の方や地元の医師会の先生方とコミュニケーションをはかることができたことは非常に有意義でした。

貴重な経験をさせていただいた西山センター長、救急部のスタッフのみなさんにも感謝申し上げます。
高知龍馬空港にて


室戸会場



CH-47機内で




おおすみでのSCU


高知県防災フェスタ参加

救急部の西山です。
2013.6.2 高知県防災フェスタが高知県東部奈半利漁港で行われました。
当院からは産婦人科平野先生を班長とした救護班1班と救急部原先生を班長としたDMAT1班を出しました。私は自主参加です。尾﨑知事の挨拶で開始され、自衛隊、県警、消防団、NTT、炊き出し部隊など他職種参加です。日赤は医療救護所設営し、日赤のバイクサポートチームも患者搬送などに参加してくれました。重症者テントは1張りに対し、傷病者が多すぎてテントに入り切らなくなって苦労しました。高知医療センターDMATも1隊応援に駆けつけてくれましたが、明らかに傷病者が多くまさに災害モードでした。
本日の反省では救護所の指揮系統を白板に明示することが大切だと実感しました。
産婦人科の平野先生、ご苦労様でした。高知医療センターの西尾先生、DMATのみなさんお疲れ様でした。

このテントは二重膜になっており、結露を防ぐ様にできています。
わかりますか?二重になっているの?

高知医療センターDMAT

開会式です。

知事の挨拶

日赤のバイクサポートチーム

赤エリアで奮闘中の平野先生



二重膜で窓付きのテントです。