みなさんこんばんは。救急部の原です。
しばらくサボっていて今年初の投稿になります(^^ゞ
1月23日から25日まで茨城県つくば市の筑波大学で、日本中毒情報センター主催の平成25年度第2回NBC災害テロ対策研修が行われ、当院より救急部の原、看護師の藤戸さん、山崎君、放射線技師の小松さん、医事課の奥宮さんのメンズ5人チームで参加してきましたので報告いたします。
NBCとはCBRNE(C:chmical化学、B:biological生物、R:radiological放射線、N:nuclear核、E:explosive爆発)の略で、自然災害とは異なるいわゆるテロや原発事故などの特殊災害のことです。
特殊災害ではABCDEの安定と同時に、Decontamination除染とDrug解毒剤の2Dが重要になってきます。
自然災害より起こる確率は低いとはいえ、知識と訓練をしておかなければいざ起こってしまったときに対応ができません。
私たちはこの3日間で非常に濃密な訓練を受け、心身ともにとても疲れましたが、新たな知識と技術を身につけることができました。
今後万が一の有事の際には、率先して病院職員を誘導できるように日頃から準備をしておかなければと痛感しました。
しかし1月の極寒とはいえ、防護着を着ての活動は非常に暑くて不便であり、30分活動するだけでも普段の何倍ものストレスがかかり、かつ体力が奪われていくことを実感しました。それがわかっただけでも訓練に参加する意義があったかもしれません。
このような機会を与えてくださった病院の関係者に感謝いたします。
ありがとうございました。
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初日はみっちり講義です |
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左から奥宮さん、山崎君、藤戸さん |
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実際の防護着です。本当に暑くて息苦しい!(左から原、藤戸さん) |
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除染用のテントにシャワーがついていて、ここで汚染された人の体を流して除染を行います。 |
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防護着を着ていると会話が聞こえないので、ブロックサインで合図をします |
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実際の訓練① |
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実際の訓練② |
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実際の訓練③ |